放射線科2021

19 c

COVID-19肺炎の所見

典型的な所見
1) 初期は片側性ないし両側性の胸膜直下のすりガラス影、背側または下葉優位
2) 円形の多巣性のすりガラス影
3) 進行するとcrazy-paving patternやコンソリデーションなどの割合が増加
4) 器質化を反映した索状影の混在

非典型的な所見
1) すりガラス影を伴わない区域性の浸潤影
2) 空洞、境界明瞭な結節・腫瘤
3) 小葉中心性の粒状影、tree-in-bud appearance
4) 胸水(重症例ではみられることがある)

上記内容からtree-in-bud appearanceが非典型的

JRSのHPより抜粋